部分ウィッグのチェックポイント！人毛・人工毛・ミックス毛の違いは？

部分ウィッグを選ぶ前にチェック！人毛・人工毛・ミックス毛の違いについて

部分ウィッグを選ぶときは、使われている素材に注目しましょう。人毛・人工毛・ミックス毛はそれぞれ特徴やメリット・デメリットが異なるため、事前に把握しておくと自分に合ったものを見つけやすくなります。

レディース用の部分ウィッグを購入するときに注目したいポイントとして、素材の種類があります。

ウィッグに使用される素材は、主に人毛、人工毛、ミックス毛の3タイプに分けられます。

こちらでは、それぞれの特徴とメリット・デメリットについてご紹介します。

人毛とは、実際に人の髪の毛を使用した素材です。毛質やカラーなどでグレードが分けられています。

例えば、髪の毛のハリやコシ、提供者の年齢、栄養状態、カラーリング経験の有無などが基準として挙げられます。

人毛を使ったウィッグは、自然な仕上がりが魅力の一つです。カラーリングやパーマ、アイロン、ドライヤーなどもできるため、自身の髪と同じようにヘアアレンジが楽しめます。

シャンプーやスタイリング剤など、普段と変わらない方法でお手入れできるため、負担が少ないことも特徴です。

人の髪の毛を使用しているため、他の素材と比べて高価格帯になりがちです。

また、提供者の毛質によって個体差が生じます。長い間使用していると色褪せが起きることもあるため、日常的に毛質の確認を行いましょう。

人工毛は、ポリエステルやアクリルなどの化学繊維で作られた素材です。耐熱性や非耐熱性、難燃性、非難燃性など、素材によって特徴が異なります。

人工毛の嬉しいポイントは安価で手に入れやすい点です。お手頃価格なので気軽に試せるとして、おしゃれ用ウィッグでよく利用されています。

また、主流の耐熱性ファイバーは熱に強いことから、アイロンやドライヤーを使用できます。形状記憶によりスタイリングをキープできるので、ヘアアレンジも楽しめます。

化学繊維で作られているため、ツヤが出すぎたり、独特のテカリがあったりします。そのため、自身の髪質によっては馴染みにくい点に注意が必要です。

また、静電気が起こりやすいため、お手入れにはウィッグ専用のブラシなどを使うことをおすすめします。

人毛と人工毛を組み合わせたミックス毛は、2つの良さを兼ね備えた素材です。使用している毛の割合は商品によって異なるため、希望に合った割合のウィッグを選ぶことができます。

2つの素材をミックスすることで、お互いの弱みをカバーしています。例えば、人工毛は独特のテカリが出やすいですが、人毛を混ぜることで自然なツヤを生み出します。

また、人工毛が配合されることでスタイリングをキープしやすく、地毛と同じようなヘアアレンジを長時間にわたって楽しめます。

2つの素材をミックスしているため、それぞれ別の傷み方が発生します。例えば、人毛部分には色褪せ、非耐熱性の人工毛を使用している場合は熱による縮れなどが考えられます。

最終的にウィッグを選ぶときは、利用目的や利用したときの仕上がり、イメージなどに基づいて選ぶことをおすすめします。

部分ウィッグは使われている素材によって、特徴やメリット・デメリットが異なります。それぞれを把握することで、自分が欲しいウィッグを絞り込みやすくなります。

それに加えて、自分自身の「これだけは譲れない」という条件を見極めることもウィッグ選びの重要なポイントです。自分に合ったウィッグを見つけて、ウィッグライフを楽しみませんか。

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